賃貸住宅 入居のしおり ~入居準備編~

2025年06月29日

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賃貸住宅で生活する上でのルールや暮らしのヒントをご紹介するシリーズ。

 

今回は、賃貸住宅の「入居準備編」についてのお話です。

契約書等は大切に保管

賃貸借契約書には、借主(あなた)と貸主(大家さん)が交わした約束ごとや

 

住居で生活するに際してのルールが書かれています。


特にペットの飼育やピアノ等の使用など制限されている場合があるため、

 

入居前にはもう一度「賃貸借契約書」の内容をよく確認し、

 

約束ごとやルールに則した生活をしましょう。


また、「賃貸借契約書」は、あなたがその住居約束に住むことを証明する書類です。

 

契約の際に受領した『重要事項説明書』等と一緒に大切に保管してください。


※『重要事項説明書」とは宅地建物取引主任者が、宅地建物に関する一定の事項、

 

権利関係・取引条件等を説明し、記名押印した書面です。

ご近所や地域社会との関係作りを

入居のときから、新たな共同生活が始まります。


新しい環境の中で『快適な生活』をおくるためには、

 

居住者相互の良好なコミュニケーションが必要です。


引越しの際には、となり近所に、アパートなどの場合には、

 

上下左右の部屋の人にも面倒がらずにご挨拶をしてみてはいかがでしょうか。


また、地域の町内会や自治会は、地域の情報、

 

環境美化、防犯、災害対策などであなたの生活します。

 

ご近所や地域社会との関係づくりは、

 

あなたの生活の第一歩です。

電気・ガス・水道の利用手続き

あなたが新居で電気・ガス・水道を利用する際は、下記の要領に従い行ってください。


特にガスを使用するための「開栓」は、必ず本人(あなた)の立ち会いが必要となります。


なお、ガス器具には「都市ガス用」と「プロパンガス用」の二種類があります。

 

住居に供給されているガスにあった器具を使ってください。

 

異なる種類の器具を使用することはできません。


①電気:通常、電力会社と契約し、戸内のブレーカーを入れれば、電気は使用できます。

 

備え付けの連絡ハガキや電話で利用開始日を電力会社にお知らせください。


②ガス:ガスの『開栓」には本人の立ち合いが必要です。

入居前にガス会社に連絡し、

 

入居時に利用できるように手続きをしてください。

 

③水道:通常、戸外の水道の栓を開けば、水道は利用できます。

 

利用開始日を水道局の営業所にお知らせください。

転出・転入手続きは計画的に

引越しをする場合は、現住所から新住所への住民票の移転など様々な手続きが必要になります。

 

各種の手続きは、時間の余裕を持って計画的に行いましょう。