火災保険のあれこれ

2025年04月18日

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火災保険は火事だけじゃない

 

火災保険と聞くと火事の時に保証が出る保険だと思っている方が多いと思います。

 

実は、賃貸契約時に加入する火災保険のほとんどは住宅総合保険というものです。

住宅総合保険とは、名前の通り建物の被害を総合的に保証する保険です。

 

つまり、火事以外の様々な損害も補償してくれる保険になっているんです!

総合的に補償してくれるので、火事はもちろん、台風や竜巻、洪水、大雪、落雷、爆発や盗難など、様々な場面で利用できるとても優秀な保険です。

 

 

火災保険の補償内容はどのような時に利用できるのか?

 

火災保険で保証される事例を紹介します

 

 

①火災補償

・失火(過失により発生した火事)

・放火(故意に起こされた火事)

・もらい火(隣家から燃え広がった火事)

・ぼや(すぐに消し止められた小さな火事)

 

 

 

④雹災補償

・雹がぶつかり、屋根や外壁、雨樋、窓ガラスが凹んだり割れてしまった

・雹がぶつかり、物置や車庫、エアコンの室外機等の設備が壊れてしまった

 

 

 

⑦落雷補償

・落雷により、屋根や雨どいが割れたり吹き飛んでしまった

・落雷により吹き飛んだ屋根材が、隣家の窓や外壁を突き破ってしまった

・落雷により、家の設備や家屋内の家電がショートしてしまった

 

⑩不測かつ突発的な事故や汚損・破損補償

・子供がものを投げ、ガラスを割ってまった

・家具を移動中に壁にぶつけてしまい、穴が開いてしまった

・電源コードを踏んでしまい、家具や家電が落ちて壊れてしまった

 

 

②風災補償

・台風や強風により、屋根や雨どいが破損した

・台風や強風で物が飛んできて、窓が割れたり、外壁が凹んだ

・台風や強風により窓が割れ、家の中の家具や家電が水浸しになった

・風で物置、車庫またはエアコンの室外機等の設備が倒れてしまった

⑤水災補償

・洪水や河川の氾濫で、床上浸水してしまった

・洪水や河川の氾濫で、給湯器やエアコンの室外機等の設備が壊れてしまった

・大雨による土砂崩れで、家屋や物置、車庫などが流されてしまった

 

⑧爆発・破裂補償

・ガスに引火し家屋や家財、家電を壊してしまった

・ガス管が破裂し、建物や周辺設備を壊してしまった

・スプレー缶や圧力鍋が破裂し、家財が燃えたり壊してしまった

 

 

⑪騒じょう・集団行動に伴う暴力行為補償

・不良少年の暴走行為等によって建物等を壊されてしまった

・近隣でデモンストレーションが起き、庭木や窓ガラスを壊されてしまった

 

 

 

③雪災補償

・雪の重みで雨樋やベランダなどが歪んでしまった

・積もった雪が落ちた時に、屋根や周辺設備が凹んだり穴が開いたりしてしまった

 

 

 

 

 

⑥水漏れ補償

・給排水管が破裂し、床や壁に染みが出来てしまった

・給排水管または設備から漏水し、家具や家電が壊れてしまった

・給排水管または設備から漏水し、家の柱や梁など(木材)が腐ってしまった

 

 

⑨物体の落下・衝突補償

・小石やボール等が飛んできて、窓を割ったり、外壁を凹ませてしまった

・突然車が塀や建物に衝突してきた

・飛行機から物が落ち、家に穴をあけてしまった

 

⑫盗難

・空き巣に遭い、家財や現金を盗まれてしまった

・空き巣が家に侵入した際、窓やドア等を壊していった

・車庫または駐輪場に止めていた自転車や原付きが盗まれてしまった

 

まずは自分の加入している保険内容を確認しましょう

 

現在賃貸物件にお住まいの方はご自分が加入している保険の補償内容を確認してみましょう。

これから賃貸物件の契約をする方は加入予定の補償内容を担当さんに確認しましょう。

保証内容を事前に知っておけば、いざという時必ず役に立ちます!