高齢者の受け入れが今後の賃貸経営のカギ!
2024年12月20日
高齢者の人口と就業者数が過去最高となる
日本はすでに65歳以上の人口の割合はすでに世界最高であり、
2024年総務省統計局のデータによると65歳以上の人口は過去最多の3,625万人となり、総人口に占める割合は29.3%で過去最高となりました。
また65歳以上の就業者数は20年連続で増加しており、過去最多の914万人になりました。就業者総数に占める65歳以上の就業者の割合は13.5%で、就業者のおよそ7人に1人を65歳以上の就業者が占めています。
2023年の65歳以上の就業率は25.2%となり、年齢階級別にみると65~69歳は52.0%、70~74歳は34.0%、75歳以上は11.4%となり、いずれも過去最高となりました。
高齢者の受け入れが今後の賃貸経営のカギ!
これまではどちらかというとリスクととらえられてきた高齢者の入居受け入れですが、これからの少子高齢化で人口減の日本の中で、賃貸経営をおこなっていくには高齢者の受け入れがキーポイントになってきます。
いまや世界最長寿の国となり、長生きできるようになった反面、生きていくために高齢者になっても働く時代(もしくは働かなければならない時代)になりました。
いまこそ高齢者の受け入れを考えてみませんか?

高齢者の部屋探しが難しい理由①金銭面での不安
高齢者が賃貸物件を借りるのが難しいと言われている理由は、大家さんが高齢者の入居を不安がるケースが多いからです。大家さんが不安を抱く理由で、最も考えられるのが「金銭面」です。
65歳以上のシニア世代では、既に現役を引退して年金暮らしをしている方が多いしょう。現役世代と比べると年金暮らしは安定性に欠けるため、大家さんは家賃支払いが滞るリスクを懸念します。
高齢者の部屋探しが難しい理由②健康面による不安
高齢者の入居に大家さんが不安を抱く理由の2つめが「健康面」です。
若い方と比べて足腰が弱くなってくる高齢者は、段差につまずいたり階段から落ちてしまったりと、部屋の中での事故が危惧されます。入居時は生活に不自由がない状態でも、1~2年経過すると体調面に変化が訪れる可能性も高いでしょう。
軽いケガならまだしも、頭を打つなどで重傷に至るケースも否めません。万が一の際に、1人暮らしの高齢者だと発見が遅れる可能性もあります。もし孤独死となると住んでいた部屋は「事故物件」として扱われるため、次の住人が見つかりづらくなってしまいます。
また、認知症などの症状が現れた場合、近所の方とトラブルを起こしてしまうケースも考えられます。このように、健康面によるさまざまなリスクを踏まえたうえで、大家さんが高齢者の入居に不安を抱くことが多いです。
高齢者の部屋探しが難しい理由③保証人がいない
大家さんが不安を抱く以外にも、高齢者が入居審査時に不利になるケースがあります。最も多いのが「保証人を立てられない」場合です。
多くの賃貸物件では、契約の際に連帯保証人を立てる必要があります。連帯保証人とは、入居者の家賃支払いが滞った際に代わって支払い責任が発生する人のこと。しかし、既にパートナーが亡くなっているなど、高齢者は連帯保証人が見つからない可能性があります。
保証会社を利用すれば入居可能な物件もありますが、中には親族の連帯保証人を必要とする物件もあります。
高齢者の受け入れを検討しているオーナー様募集しています!
高齢者の人口と就業者数が過去最多になり、ますます少子高齢化が進んでいる状況の中でもさまざまなリスクを考慮して、高齢者の入居の受け入れを拒否している大家さんがまだまだ多いです。
当社では、高齢者の入居を積極的に受け入れています!
ぜひ、高齢者の入居の受け入れを検討しておられる大家さん、エリア・間取りは問いません!
ご連絡お待ちしております!
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